マリー・アントワネットがフランス革命のさなか、
貧困に苦しむ庶民に向かって発言した有名な言葉とされています。
本当にアントワネットさんが、そんな爆弾発言をしたかどうかは存じませんが、
この「お菓子」は、当時の「ブリオッシュ」を指しています。
フランスの伝統的なパン、バターとたまごをたっぷり使った「ブリオッシュ」は、
上流階級しか食べられない贅沢なものだったのだそうです。
そんな贅沢なパン…。
恐れながら、ド庶民のわたくしが作ってしまいました。
どうか皆さま、お許しくださいませ。
わたくしが作ったのは、「ブリオッシュ・ア・テット」。
ダルマのような形は、「キリスト教の僧侶」をイメージしたもの、とされております。
250gの生地に対して、バター125g、たまご125g使った、リッチな味。
ものすごく扱いにくい生地なので、
クロワッサンと同様に、何度も放り出したくなりました。
パンとわたくしの「我慢比べ大会」でした。
出来あがったブリオッシュ・ア・テットは、とても美味しく、
苦労したにも関わらず、
数分で旦那さんとわたくしの胃袋に消えてゆきました…。
7月に行った、マリー・アントワネットの住家「ベルサイユ宮殿」。
すでに、行ったのが遠い遠い過去のことのようです…。
「パンがなければお菓子を食べればいいのに。」
……アントワネット先輩のアドバイスに従って、
旅先のパリでは、お菓子(ブリオッシュ)ばかり食べておりました。
結果、
サイコーな「しあわせパンライフ in パリ」でございました。 ←遠い目…。
しあわせ過ぎて、写真もピンボケです。
ラベル:ブリオッシュ・ア・テット