2015年12月17日

階下の住民のお話♪

わたくしの住むシンガポールは、多国籍国家です。

住民の8割は、シンガポール以外から来た人々と言われています。


そして、
多くの外国人は、厳重なセキュリティーが完備された、
「コンドミニアム」と呼ばれる高層マンションに住んでいます。


文化も風習も宗教も違う人々が集まっているので、
小心者のわたくしは、最初の頃はとても怯えておりました。



幸いなことに、わたくしの部屋の階下も階上も隣人も、
モラルのある方が住んでくださっているようで、
夜中に騒ぐ…。大音量で音楽を流す…など、
そういうものに今まで悩まされたことは一度もありませんでした。



しかし。
3週間ほど前。
事件(笑)が起こりました。



その頃、旦那さんのお仕事がとてもハードで、
毎日朝の4時に帰宅…という生活が何日も続いていました。
土日を問わず遅く、わたくしは毎日寝不足で、フラフラしておりました。


旦那さんが帰宅なさると、泥のように眠り、
3時間ほど寝て起きる、…という、何かの罰ゲームのような日々。


旦那さんは、ハードな生活の中でも、
とても穏やかにわたくしに接してくださってましたが、
わたくしは人間が出来ていないので、ずっとイライラしておりました。


そして
3週間前の日曜日の未明・午前4時半。
それが起こったのです。


やっと「寝れる♪」と、朝4時に布団に入りました。
…30分後。

ジャンカジャンカ…ジャンカジャンカ

何やらギターの音が聞こえてまいりました。
そして、それに合わせて、ものすごい大熱唱の歌声が聞こえてきたのです。


わたくし、耳栓をして、15分ほど我慢してみました。
しかし、止む気配はありません。


眠気と疲れで、完全に思考回路が停止していたわたくし。

ブチ切れました。

隣で疲れて寝ている旦那さんに、
「文句言って来る。」


と、言い放ち、
パジャマのままサンダルを履き、走って上の階に行きました。


しかし、上の階はし〜んと静かで、物音ひとつしておりませんでした。


はは〜ん。
さては下の階か!!!



そう察知したわたくしは、そのまま階下へ方向転換。
走って目的地へ!!
わたくしの目論見どおり、諸悪の根源は階下でした。

そこから、ギターの音と歌がジャカジャカ聞こえてきます。
お友達が数人集まっている様子でした。


わたくし、ためらうこともなく
ドンドンドンドン!!!

と、ドアを叩きました。

何回ドンドンしても、音楽でかき消されて出てこないので、
更に狂ったようにドンドンするわたくし…。
もう、必死でございました。
この時、不思議に「怖い…」だなんて、何故か全く思いませんでした。


ここで、心配した旦那さんが合流。
旦那さんも、パジャマにサンダルのままでした。


カチャ…。ドアがやっと開きました。

そこに立っていたのは、
ウエスタンスタイルのインド人でした。(あ、詳細は不明です。スリランカかもしれません。)
西部劇に出てきそうなファッション…。


わたくし、
「今何時だと思ってるの!!
 まだ寝てる時間よ!そのギターと歌うるさい!!静かにして!!
 眠れないのよ!!!」
…と、英語でまくし立てました。


そのインド人、パジャマでボサ髪をした、わたくしの剣幕に驚いた様子で、
「え…うるさかった?ごめんなさい。静かにします。」
と、両手を合わせて謝ってきました。


気が立っていたわたくしは、まだ言い足りなくて、
更に苦情を続けようとしたのですが、

旦那さんがそれを制し、にこやかに、
「分かってくれたらいいんだよ。よろしくね。」と言って、
わたくしを引きずってエレベーターに乗せました。


部屋に戻ると、
そこは、物音ひとつしない静寂の世界でした。

それからわたくしたちは、深い眠りに落ちました。




あれから、3週間ほど経ちましたが、
あとにも先にも、うるさかったのはあの時だけです。

話が分かる人で良かったわ…と、思います。
(なぜ早朝に友人が集まり、音楽を奏でていたのか、いまだに疑問ですが。)



だけど、旦那さんからは
「君がいきなり走って行ってびっくりしたよ。
 今回はいい人だったから良かったけど、怖い人だったらどうするの。」
と、諭されました。



「ただ眠りたい…。睡眠取りたい…。わたくしの邪魔をするやつは許さん…。」
その一心での行動でしたが、冷静に考えると、
どんな人が住んでいるのかも分からないのに、大胆なことしたな…。
何で先にセキュリティーに言いに行かなかったのかな…。と色々思います。


人間、眠いと驚くべき行動に出ることが分かりました。
シンガポールにいると、自分でも気づいていない「自分」に出会い、ハッとします。
ホホホ…。


あ、普段のわたくしは、気が小さい人間です。
ホントです…。

それにしても、シンガポール…いろいろあるなぁ…。
大変だわ…。は〜。。



※※※※※※


ウィンナーパンを焼きました。

005.JPG

ウィンナーにチェダーチーズが練り込まれていて美味しいです。
いただく時は、ケチャップをプラスします



posted by ユウ at 07:00| シンガポール 日々のコト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする